メテオライト(鉄隕石)



英名/Meteorite  和名/鉄隕石
硬度/産地により異なります
産地/産地により異なります

宇宙空間から地球上に飛来到達した個体物質で鉱物の集合体のことを言います。その集合体中から約50種類の鉱物が発見されましたが、その内の十数種が地球上では未発見のもののためにその成因については特定されていません。
種類としては、
・鉄質/ニッケルの含有量によって三種に分類(ヘキサヘドライト、オクタヘドライト、エタクサイト)
・石質(エコンドライト、コンドライト)
・石鉄質(パラサイト)
ナミビアのギベオンで1836年に発見されたものは、主成分が鉄とニッケルで、硬度は9と硬く表面を研磨して薬品処理するとウィットマンシュテッテン構造と呼ばれる美しい結晶パターンが見られます。

名称の由来/ギリシャ語で大気中の減少の意味のmeteoron
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


古くは様々な人々に「神聖なる石」として崇拝されたと言われ、イスラム教のメッカの中心に安置されている聖石もメテオライトだと伝えられています。
地球以外の惑星から発せられる、永遠、理想を表すとされる情報を受け取り、それを解読して自然の理念に基づいた思考となるよう導く力があると言われています。
霊力を高める働きがあるとされています。
熱病および伝染病の蔓延を防ぎ、循環器、血液、腎臓の不調を改善して、目と視力を強化する力があるとされています。

 

テラヘルツ



英名/Terahertz  和名/テラヘルツ鉱石
硬度/
産地/

テラヘルツ鉱石とは、光波と電波の中間の領域に位置し、周波数が1THz(テラヘルツ)前後の電磁波である、一秒間に何と約一兆回も振動すると言われるテラヘルツ波を放出するとされる人工鉱石です。
純度の高いケイ素(Si)から作られています。
一秒間に、およそ一兆回も分子振動するテラヘルツ波を放出すると言われています。このテラヘルツ波は自然界に存在するあらゆる物質や生命体から放出していて、生命光線とも呼ばれています。

名称の由来/
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


人間や動物、植物の細胞レベルに働きかけ、自然治癒力を引き出したり、気の流れを調整することで活性化を促す効果があると言われています。
また、空間や体内からの浄化にも良い影響があるようです。

 

ラブラドライト



英名/Labradorite  和名/曹灰長石
硬度/6~6.5
産地/マダガスカル共和国

フェルドスパー「長石」の系列のブラジオクレース「斜長石」の一種で変成岩の重要な構成要素となり、中性岩や塩基性岩によく見られます。
三斜晶系の微小結晶からなる塊状で産出し、他には粒状や緻密な晶癖をもつものもあります。
色は無色、ピンク、オレンジ、青色のものがあり、特に青灰色のものはこの鉱物特有の二つの劈開面の方向に閃光を放つ効果のあるラブラドレッセンスを示します。この効果の原因は層状組織の光の干渉とマグネタイト「磁鉄鉱」のインクルージョンによって生じる光の効果の相乗作用によるものです。スペクトルの虹色を示すことから、別名、「スペクトロライト」とも呼ばれています。

名称の由来/最初に発見されたラブラドル半島にちなみ
条痕/白色
明度/半透明
光沢/ガラス光沢
劈開/完全
断口/不平坦状ないし貝殻状


この鉱物の放つ冷光は、銀河系の他の惑星から地球上でこの鉱物を持つ人に発せられた情報だと言われ、それは直感力・洞察力として表れ、認識されるそうです。
月、太陽を象徴して根強い実行力を養い、信念を貫けるよう導く力があると言われています。
肺をはじめ、呼吸器系の働きを活発にし、血液と神経系統に活力を与える力があるとされています。

 

天眼石


英名/Eye Agate  和名/天眼石
硬度/7
産地/アフリカ、中国

天眼石はアゲート「瑪瑙」の一種で、鉱物が結晶化していく過程で、珪酸を含む水溶液が周期的に沈殿し、そのたびごとに取り込む不純物の量等に違いがある為、層状に結晶すると考えられます。それを丸みを帯びた形に研磨した時に、その研磨面に眼を思わせる模様ができるのです。
一般的に非常に強力な邪気払い、魔よけの石と言われています。しかしこれは、石の性質というよりも、どちらかというとこの模様の持つ力が大きいのです。同様に魔よけの力があると言われるマラカイトなども同じで、その眼(模様)にこそ魔よけの力があるのです。
この力については、天眼石ほどでは無いにしてもタイガーアイやキャッツアイ、眼を思わせる石には多少なりとも同様の力があるとされています。
古くからチベットでは、天眼石を法具や護符として使用され、魔除けの石とされていました。

 
名称の由来/チベットでこの石が地中からではなく地表で発見されたことから、天から振ってきた神の眼という意味を込めて
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


意思を強め地に足を着けて目的を達成する為の良いサポートをすると言われています。
自分に降りかかる災難を回避されると言われています。

 

ブルータイガーアイ



英名/Blue tiger’s eye  和名/青虎目石
硬度/7
産地/南アフリカ共和国

アンフィボール「角閃石」の一種のクロシドライト「青石綿」という鉱物に石英が浸み込んで硬くなり、その原石の青色が酸化して金褐色や黄褐色に変化したものを言います。
単斜晶系の細くてしなやかな繊維状の結晶で見られます。
別名「ホークスアイ」とも呼ばれています。
『リーベック閃石』と呼ばれる「角閃石」の繊維状結晶が珪酸分で固まったものであり、その繊維はアスベスト(石綿)でクロシドライトに分類されます。(近年「アスベスト」と聞くと、どうしても不安が先に立ってしまいがちですが、タイガーアイ自体は珪酸で固まっているため、削って粉にしない限り、全く心配はありません。)そのクロシドライトそのままの色はブルータイガーアイ、酸化して金褐色や黄褐色に変化したものをタイガーアイと呼びます。
また、ブルータイガーアイから、金褐色や黄褐色に変化する前のものは『狼眼石』と呼ばれ、灰緑色をしています。

名称の由来/この鉱物をカボションカットすると光の反射(シャトヤンシー)で虎の目のように見えることにちなみ
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


古くは決断と前進を意味する石として、広く護符などに使用されたと言われる鉱物で、知性と叡智を授けて心眼を開くのを助け、邪悪なものを跳ね返して金運、健康などをよくする力があると伝えられています。
行動力にも恵まれるそうです。
神経にかかわる不調を改善する力があるとされる、他に毛髪の成長を促進する働きもあると言われています。

 

スピネル



英名/Spinel  和名/尖晶石
硬度/8
産地/スリランカ

MgとAlの酸化鉱物で蛇紋岩や片麻岩、大理石などの変成岩や塩基性火成岩の中に生成します。
等軸晶系に属する八面体結晶や三角板状の双晶(スピネル式)をつくり、他には塊、粒状、緻密な晶癖をもつものもあります。
色は本来のものは無色ですが、含有する鉄、クロム、亜鉛、マンガンなどの作用によって、赤、青、緑、黄、渇、黒など様々な色を表します。
スピネル型の結晶で類質同像の鉱物をスピネルグループと呼んでいます。
古来からよく見られた鉱物ですが、18世紀にその呼び名が決まるまではルビーだとされていました。インドにはルビーにもカースト制を引用して珍重していましたその一番目を除いた三階級はスピネルだったと言われています。

 
名称の由来/ラテン語でとげの意味のspina
条痕/白色
明度/透明、半透明
光沢/ガラス光沢
劈開/なし
断口/貝殻状から不平坦状


様々な方面で新しいエネルギーを生み出し、常に新鮮さを保って明晰な思考でいられるよう導く力があるとされています。
努力、発展、向上を説き、目標に向かって前進を試みようという意欲を湧きたたせてくれるそうです。
古くは風邪や肝臓病の治療に用いられたとされ、体内を活性化して免疫力を高める働きがあるとされています。

 

ティファニーストーン



英名/Tiffany stone 和名/
硬度/4~6.5
産地/アメリカ

アメリカ・ユタ州のトーマス山脈周辺でのみ産出される希少な石です。白いカルセドニやオパール・紫のフローライト・ピンクのロードナイトなどが様々な鉱物が混ざりあった混合石です。
鉱山の岩石の空洞の中で鉱物の成分が豊富に含まれる地下水が、火山の熱で循環し沈澱を繰り返す過程で生まれたものではないかと考えられています。
オパライズド・フローライト(Opalized Fluorite)の名前でも知られる通り、主にフローライトがオパール化、石化したもので、構成している石の成分によって様々なカラーがあります。別名、「アイスクリーム・オパライト」という呼ばれることもあるそうです。
とても鮮やかな紫色と、絵画のような柄は、ティファニーという名にふさわしい、奥ゆかしく上品な美しさを秘めています。
また、陶器のような艶やかさがある中にも、どことなく温かさを感じさせるような質感は魅力です。

名称の由来/石の模様が室内装飾で名を馳せた、ティファニー社の創業者の子息”ルイス・カムフォート・ティファニー”のステンドガラス作品に似ていること
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


自己能力やインスピレーションを高める効果があるとされています。
固定観念を外して視野を広め、想像力を刺激し、自由な発想力を生む力があるとされています。

 

2017年5月20日 | カテゴリー :

フローライト



英名/Fluorite  和名/螢石
硬度/4
産地/中国

ハロゲン化鉱物の一つで、熱水鉱脈や温泉地帯に生成します。
トルマリン「電気石」を伴ったクォーツ「石英」の結晶上をはじめとして、広く産出が認められています。
等軸晶系の正六面体や正八面体、立方体やその集合体として発見され、八面体の方向に完全な劈開があるために、よくそれを利用して割った八面体が普及しています。
同一結晶中で色が帯状に異なる「帯状構造」を現すものもあります。
色は、無、緑、紫、ピンク、黄色など多彩のものがあります。
火中に投じると螢光を放ちます。
古代エジプトでは、彫像やスカラベにこの鉱物が用いられ、古代中国や古代ローマでも、彫刻の素材として広く使用されたそうです。
18世紀にはこの石を粉末にして水に溶かしたものを薬として服用したと言われています。

名称の由来/ラテン語流れるの意味のfluere
和名は紫外線での螢光現象
条痕/
明度/透明
光沢/ガラス光沢
劈開/
断口/


集中力を増やしてストレスを軽減し、意識をより高次元に道く働きがあるとされています。
古くは腎臓病の治療として用いられたとされ、新陳代謝を活発にする働きがあるとされています。

 

2017年5月20日 | カテゴリー :

モルダバイト



英名/Moldavite 和名/
硬度/5~6
産地/旧チェコスロバキア

かつては隕石だと思われていましたが、現在では巨大な隕石が地球に衝突した際に地球の物質がとけて空中に飛び散りそれが急速に冷やされてガラス状になった、テクタイトの一種であることが明らかになりました。テクタイトは黒色で半透明ですが、このモルダバイトは緑、帯緑褐色、褐色などの透明石でガラス光沢を放ちます。
小円盤状や流線形状、球状、塊状などがあり、その一部を利用して彫刻品やカボションカットしたものが宝飾品として珍重されています。
起源は約1500年前と言われています。
古くから様々な種族の人に「神聖なる石」として崇拝され、儀式上の道具や装飾品に用いられ、かのアーサー王の伝説で有名な「聖杯」はモルダバイトではなかったのかと言われています。
また、300年ほど前よりヨーロッパの国々では愛情の証としてこの石を恋人に贈り、幸運を祈願したと伝えられています。

名称の由来/旧チェコスロバキアのブルタバ川付近で最初に発見されたこと
条痕/
明度/透明
光沢/ガラス光沢
劈開/
断口/


地球以外の惑星から発せられる永遠、理想を表すとされる情報を受け取り、それを解読して自然の理念に基づいた思考となるよう導く力があるとされています。
循環器系組織細胞に酸素や栄養物を供給する働きがあり、視力回復させて体内の毒素を一掃する力があるとされています。

 

2017年5月20日 | カテゴリー :

ブラッドストーン



英名/Bloodstone  和名/血石
硬度/7
産地/インド

ジャスパー「碧玉」の一種で、酸化鉄などが含まれているために、暗緑の地に赤色の斑点が入ったものをいいます。ジャスパーとは各種の色の不透明の潜晶質石英の総称で、アゲート「瑪瑙」、カルセドニー「玉髄」と全く同種ですが、それらが半透明なのに対して、ジャスパーは約20%以上の不純物が混入されていて不透明になったものを言います。
この鉱物にみられる赤い斑点は、十字架上のキリストの聖血が碧玉に落ちてできたものと伝承があります。
昔は、この鉱物がエジプトのヘリオポリスでよく採れたために、ヘリオトロープと呼ばれていました。
古代エジプトでは、この鉱物を粉にして蜂蜜に混ぜたものを止血剤として用い、またローマ人はこの石でできた鏡で天体を見たとされています。

 ギリシャ神話 
同じヘリオトロープという植物と共に体をこすると自分の姿が見えなくなるとされ、兵士は傷を受けないお守りとして戦場に持って行ったと言われています。
名称の由来/
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


献身を象徴とし、困難を乗り越える力を授けるとも伝えらえています。
鼻血や出血を止めて血液の病気を治し、その他には傷口を雑菌から守って、流産を防ぐ力があるとされています。

 

2017年5月20日 | カテゴリー :