ラブラドライト



英名/Labradorite  和名/曹灰長石
硬度/6~6.5
産地/マダガスカル共和国

フェルドスパー「長石」の系列のブラジオクレース「斜長石」の一種で変成岩の重要な構成要素となり、中性岩や塩基性岩によく見られます。
三斜晶系の微小結晶からなる塊状で産出し、他には粒状や緻密な晶癖をもつものもあります。
色は無色、ピンク、オレンジ、青色のものがあり、特に青灰色のものはこの鉱物特有の二つの劈開面の方向に閃光を放つ効果のあるラブラドレッセンスを示します。この効果の原因は層状組織の光の干渉とマグネタイト「磁鉄鉱」のインクルージョンによって生じる光の効果の相乗作用によるものです。スペクトルの虹色を示すことから、別名、「スペクトロライト」とも呼ばれています。

名称の由来/最初に発見されたラブラドル半島にちなみ
条痕/白色
明度/半透明
光沢/ガラス光沢
劈開/完全
断口/不平坦状ないし貝殻状


この鉱物の放つ冷光は、銀河系の他の惑星から地球上でこの鉱物を持つ人に発せられた情報だと言われ、それは直感力・洞察力として表れ、認識されるそうです。
月、太陽を象徴して根強い実行力を養い、信念を貫けるよう導く力があると言われています。
肺をはじめ、呼吸器系の働きを活発にし、血液と神経系統に活力を与える力があるとされています。