スギライト



英名/Sugilite  和名/杉石
硬度/5.5~6.5      結晶の分類/六方晶系
産地/南アフリカ共和国

マンガン鉱の一種で、黒色のブラウンマンガン鉱床中に、細かい粒状の褐色のエジリン(錐輝石」と共に層状で産出されます。
日本の愛媛県岩城島で初めて発見された鉱物です。その後、南アフリカ連邦のケープ州北部のクルマン北西のウェッセル鉱山から紫色の鉱物が発見され同鉱物であると判明しました。
六方晶系の細かい結晶が稀に見られますが、大半は塊状で発見されています。
色は鶯、紫、濃紫色などがあります。
名称の由来/1977年に発見した岩石学者、村上充英氏の師である杉健一教授の名前にちなみ
条痕/しろ
色/紫・ピンクなど
光沢/ガラス
劈開/なし
比重/2.7


一説には、「今世紀中に発見された鉱物の中でも1、2を競う癒す力のある石」と言われています。その力は永久不変の愛を象徴するとされています。
心身の各組織を浄化、活性化する働きがあり、また、その強い心霊的な力で、悪夢や危険から身を守る効果があると言われています。
内なる知恵と洞察力を高めて、普遍的な真理を追究するための力をもたらしてくれるそうです。
細胞の再生を促して心臓を強化する力があり、また、頭痛の治療にも用いられたち言われています。

 

2017年5月21日 | カテゴリー :

ティファニーストーン



英名/Tiffany stone 和名/
硬度/4~6.5
産地/アメリカ

アメリカ・ユタ州のトーマス山脈周辺でのみ産出される希少な石です。白いカルセドニやオパール・紫のフローライト・ピンクのロードナイトなどが様々な鉱物が混ざりあった混合石です。
鉱山の岩石の空洞の中で鉱物の成分が豊富に含まれる地下水が、火山の熱で循環し沈澱を繰り返す過程で生まれたものではないかと考えられています。
オパライズド・フローライト(Opalized Fluorite)の名前でも知られる通り、主にフローライトがオパール化、石化したもので、構成している石の成分によって様々なカラーがあります。別名、「アイスクリーム・オパライト」という呼ばれることもあるそうです。
とても鮮やかな紫色と、絵画のような柄は、ティファニーという名にふさわしい、奥ゆかしく上品な美しさを秘めています。
また、陶器のような艶やかさがある中にも、どことなく温かさを感じさせるような質感は魅力です。

名称の由来/石の模様が室内装飾で名を馳せた、ティファニー社の創業者の子息”ルイス・カムフォート・ティファニー”のステンドガラス作品に似ていること
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


自己能力やインスピレーションを高める効果があるとされています。
固定観念を外して視野を広め、想像力を刺激し、自由な発想力を生む力があるとされています。

 

2017年5月20日 | カテゴリー :

アメトリン


英名/Ametrin 和名/紫黄水晶
硬度/7
産地/インド

アメジストの紫色を帯びた水晶の発色の原因は微量の鉄イオンが含まれているためとされています。六方晶系に属した六角錐の集形でよく見られます。
加熱すると淡色に変わり、高熱を与えると緑色になって、なお一層加熱すると250℃で無色になります。
アメジストとシトリンのエネルギーを併せ持つ調和の石。アメジストが自然の熱でシトリンに変化する過程で生まれた、二つの色が美しく混ざり合う「調和」と「希望」の石です。
穏やかな癒しと同時に、明るいエネルギーで勇気や活力をもたらします。
また、インド人はその色変わりする美しさから最も貴重な宝石として珍重したと言われています。

名称の由来/
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


表現力を向上させ、魅力や才能を引き出すとされています。

 

 

2017年5月18日 | カテゴリー :

チャロアイト



英名/◆Charoite 和名/
硬度/5
産地/ロシア

1978年に新鉱物として認定されたもので、それ以前からも彫刻用の石材として利用されていました。
単斜晶系に属して、通常は黒色部はエジリン「錐輝石」、帯緑灰色部はマイクロクリン「微斜長石」、オレンジ色部は新鉱物のティナクサイトなどの鉱物集合体として、繊維状や放射状で産出されます。
色は淡紫から鮮紫色のものまで見られます。

名称の由来/ロシアの女性鉱物学者がシベリアのアルダン地区のチャロ川流域で発見したためにその川の名前や鉱物の美しさに魅了されたロシア語で魅惑する意味charo
条痕/
明度/不透明
光沢/ガラス光沢
劈開/
断口/


清く正しい考え方をしたい時に持つと良いとされる鉱物。精神と感情のバランスを保ちながら両者を融合させ、互いに高め合いながら発展するよう導く力があると言われています。浄化にとても優れた石で、持つ人を純粋で優しい気持ちにし、心身の働きを正常にする力があると言われています。
肝機能の働きを良くして、体内に溜まってしまった毒素を排除する力があると言われています。

 

 

2017年5月18日 | カテゴリー :

アメジスト



英名/Amethyst 和名/紫水晶
硬度/7
産地/ブラジル、南アフリカ共和国

和名の紫水晶の通り、紫色を帯びた水晶でその発色の原因は微量の鉄イオンが含まれているためとされています。六方晶系に属した六角錐の集形でよく見られ、大きな結晶で発見されるのは稀で、紫色の均一なものも少ないと言われています。
加熱すると淡色に変わり、高熱を与えると緑色になって、なお一層加熱すると250℃で無色になります。また、日光で退色するので、保有するときは直射日光をさけて、黒い布などをかけておくとよいでしょう。
この石の示す紫色が、宗教的、霊的権威の高い色とされていたために、昔から様々な分野の多くの人々に使用されてきた鉱物。
古代エジプトでは装飾品や護符として、また、ユダヤの祭事の胸当てに飾られ、キリスト教世界では「司教の石」として、全員がこの指輪をはめたといわれています。

名称の由来/ギリシャ語で酒の意味のmethyと否定辞のあまり「酒に酔わない」、「この石でできた盃で酒を飲めば、悪酔いしない」に由来
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


精神的不調を緩和し、また、隠された能力、魅力を引き出して高度なものへと導く力があり、恋愛成就にも効果があるといわれています。
血液を浄化して解毒、解熱作用を高める効果があるといわれています。
皮膚病の治療やも不眠を解消するのに用いられたそうです。

2017年5月18日 | カテゴリー :