アメジスト



英名/Amethyst 和名/紫水晶
硬度/7
産地/ブラジル、南アフリカ共和国

和名の紫水晶の通り、紫色を帯びた水晶でその発色の原因は微量の鉄イオンが含まれているためとされています。六方晶系に属した六角錐の集形でよく見られ、大きな結晶で発見されるのは稀で、紫色の均一なものも少ないと言われています。
加熱すると淡色に変わり、高熱を与えると緑色になって、なお一層加熱すると250℃で無色になります。また、日光で退色するので、保有するときは直射日光をさけて、黒い布などをかけておくとよいでしょう。
この石の示す紫色が、宗教的、霊的権威の高い色とされていたために、昔から様々な分野の多くの人々に使用されてきた鉱物。
古代エジプトでは装飾品や護符として、また、ユダヤの祭事の胸当てに飾られ、キリスト教世界では「司教の石」として、全員がこの指輪をはめたといわれています。

名称の由来/ギリシャ語で酒の意味のmethyと否定辞のあまり「酒に酔わない」、「この石でできた盃で酒を飲めば、悪酔いしない」に由来
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


精神的不調を緩和し、また、隠された能力、魅力を引き出して高度なものへと導く力があり、恋愛成就にも効果があるといわれています。
血液を浄化して解毒、解熱作用を高める効果があるといわれています。
皮膚病の治療やも不眠を解消するのに用いられたそうです。

2017年5月18日 | カテゴリー :