ブルータイガーアイ



英名/Blue tiger’s eye  和名/青虎目石
硬度/7
産地/南アフリカ共和国

アンフィボール「角閃石」の一種のクロシドライト「青石綿」という鉱物に石英が浸み込んで硬くなり、その原石の青色が酸化して金褐色や黄褐色に変化したものを言います。
単斜晶系の細くてしなやかな繊維状の結晶で見られます。
別名「ホークスアイ」とも呼ばれています。
『リーベック閃石』と呼ばれる「角閃石」の繊維状結晶が珪酸分で固まったものであり、その繊維はアスベスト(石綿)でクロシドライトに分類されます。(近年「アスベスト」と聞くと、どうしても不安が先に立ってしまいがちですが、タイガーアイ自体は珪酸で固まっているため、削って粉にしない限り、全く心配はありません。)そのクロシドライトそのままの色はブルータイガーアイ、酸化して金褐色や黄褐色に変化したものをタイガーアイと呼びます。
また、ブルータイガーアイから、金褐色や黄褐色に変化する前のものは『狼眼石』と呼ばれ、灰緑色をしています。

名称の由来/この鉱物をカボションカットすると光の反射(シャトヤンシー)で虎の目のように見えることにちなみ
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


古くは決断と前進を意味する石として、広く護符などに使用されたと言われる鉱物で、知性と叡智を授けて心眼を開くのを助け、邪悪なものを跳ね返して金運、健康などをよくする力があると伝えられています。
行動力にも恵まれるそうです。
神経にかかわる不調を改善する力があるとされる、他に毛髪の成長を促進する働きもあると言われています。