サンストーン



英名/Sunstone 和名/日長石
硬度/6~6.5
産地/インド

虹色のフェルドスパー「長石」で、アベンチュレッセンスをもつので、アベンチュリン・フェルドスパーとも呼ばれています。オリゴクレース「灰曹長石」やアルバイト「曹長石」中に、ヘマタイト「赤鉄鉱」やゲーサイト「針鉄鉱」などの薄片を混ぜて産出します。
三斜晶系に属しますが、通常は塊状で発見されます。色は本来のものは無色ですが、インクルージョンにより黄、紅、赤、褐色など見られます。
ムーンストーン「月長石」との対照でサンストーンの名前となり、光輝ある銅色を示すことからヘリオライト「太陽石」とも称されます。
古代ギリシャでは、この鉱物を太陽の神の象徴として崇め、お守り石としたり、毒を中和させる目的で杯や皿にして使用してきました。その他古代やインド民族の間でもセレモニーの道具としてよく用いられていたようです。

名称の由来/
条痕/
明度/半透明
光沢/ガラス光沢
劈開/三方向に完全
断口/


隠れた力を引き出して心身に受けた傷を癒す効果があるとされ、敏感で豊な想像力に恵まれ、あらゆる行動の勝利者となるように導く力があると言われています。
古くはリウマチの治療に用いられ、その他には、無理な体の動きによる脊柱の不調を改善する力もあると伝えられています。​