ファントムクォーツ


英名/Phantom crystal  和名/山入水晶
硬度/7                                    結晶の分類/三方晶系
産地/ブラジル・マダガスカル等々

珪酸を主成分とするクォーツで、透明結晶石のグループに属しています。
別名を「ゴーストクリスタル」とも呼ばれ、透明のロッククリスタル「水晶」中に別個のまたは繰り返しの結晶が見えるものを言います。
ファントムとは幻の意味で透明結晶中にみられる僅かに濃淡の差のある色縞、または色相のかすかに異なる層の繰り返されている状態を指し、成長の周期的な変化による平行的なぼんやりした縦状構造でしばしばその山の表面にはクローライト「緑泥石」が見られます。
このような構造は結晶成長の不連続性によって起こるもので成長過程でその結晶面に平行に生じる累帯構造の大きく現れたものも含まれています。
ここから水晶は錐面の成長の繰り返しで長く伸びるということがわかりました。
バランスのとれた強いエネルギーをもたらす鉱物とされています。
名称の由来/山の幻影を思わせるような年輪模様から
条痕/白
色/透明~白 ファントムによっては緑や赤など
光沢/ガラス光沢
劈開/なし
比重/2.7


潜在能力を引き出しやる気や決断力を高める効果があると言われています。
超能力や霊力、浄化力を強くする働きがあり、洞察力を養って瞑想に用いると短時間で深い瞑想状態に入るとされています。
細胞の再生を促して新陳代謝を活発にし、有害な電磁波や光線の消散作用を高める力があるとされています。