リビアングラス



英名/Libyan glass 和名/
硬度/5~6
産地/エジプト

エジプト西部で採れる天然ガラスです。
どのように生成されたかはっきりした事は解明されていませんが、モルダバイトのように宇宙を起源とし、隕石の衝突などで起こった巨大な熱反応によって地表の岩盤の一部を溶かして、偶然出来上がったものだと言う見方が一般的です。内部に鉄やニッケル等の隕石成分が混ざって発見されることもあるそうです。丸い気泡がバラバラに混在している中、溶融時に流れた模様が穏やかであることから、瞬時にしてガラス化したことがわかります。
リビアングラスの生成に起因するクレーターなどが見つかっていない事から実際のところは謎に包まれています。
同じ隕石の落下によって生じた溶融ガラスである、モルダバイト・テクタイトと比べてみると、より大きいですが、脆くて割れやすいので取り扱いに注意が必要です。
ツタンカーメンのお墓から出土したスカラベが、実はカルセドニではなくリビアングラスであったことが分かり話題を呼びました。
古くから非常に珍重され、神秘的に扱われていたとも言われています。
前世から持ち越したカルマを浄化する助けとなり、さらに今生における魂の進むべき道を示してくれます。

名称の由来/
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


持ち主のデルタ波を強く高めるように作用するため、ヒーリングをする際にかかる身体への負荷をかなり軽減してくれるとも言われています。