鉱物(石)って何???

そもそも、鉱物って何なのでしょうか❓ 😯

鉱物
肉眼で見える、地球を構成する最小の単位。 🙄

地球は火成岩、堆積岩、変成岩といった岩石からなり、さらにその岩石を構成するのが鉱物である。
鉱物はこうした岩石ができる過程で生成されます。

鉱物ができる条件はどのような場所でできるかという「産状」と関係あり、一般的に次のように分類される。

  • ◆産状
  • マグマから火成岩に固まる過程でできる
  • 火成岩をつくる造岩鉱物がこれにあたる。また橄欖岩(蛇紋岩を含む)、斑レイ岩、閃緑岩などの深成岩の中に、層状やレンズ状の塊として資源鉱物が集まった場所を正マグマ性鉱床という。
  • 【こんな石!】
  • マグマが固まる末期にできる
  • マグマが固まった火成岩のうち、深い場所でゆっくりと冷えて固まった岩石を深成岩と呼ぶ。この深成岩のうち、花崗岩や閃長岩では軽い元素などがマグマの固まる末期まで残り、脈状やレンズ状の粗い粒状結晶体からなる鉱物の集合体をつくる。
    こうしてできた鉱床をペグマタイト鉱床という。
  • 【こんな石!】
  • 熱水作用によってできる
  • マグマからできた熱い液体、あるいは地表の水が地下で熱せられてできた液体が鉱物の成分を多く溶かしこんでいると、冷えて固まるときに鉱物をつくる。
    このような鉱物は岩石の割れ目、層と層との境目などにできる。特に金属資源を含むものは熱水鉱脈という。
  • 【こんな石!】
  • 火山昇華ものや噴気中にできる
  • 昇華というのは、気体が液体を経ずに直接個体になる、あるいはその逆の経過をたどる現状、で火山の噴気孔付近でよく見られ、硫黄が代表的な鉱物です。
    こうしてできた鉱床を火山噴気鉱物と呼ぶ噴気が海底で起これば、海底噴気鉱物、熱水作用によってできる鉱床と同じことになるため、厳密な区別はつけられない。
  • 【こんな石!】
  • 変成岩や変質岩中にできる
  • 元の鉱物が熱や圧力を受けて別の鉱物になったり、再結晶作用で粒が粗くなったりすることおがある。火成岩マグマから成分が付け加えられることもある。
    こうしてできた鉱床を変成鉱床という。マグマとの接触で局所的にできたものを接触交代鉱床(スカルン鉱床)、海底に層をなす銅や鉄の硫化物が広域的な変成作用を受けてできた層状含銅硫化鉄鉱鉱床などがある。
  • 【こんな石!】
  • 堆積岩や堆積物中にできる
  • 水中に溶け込んでいた成分が沈殿してできる鉱物で、沈殿鉱床という。
    地表で岩石が風化して資源が残った場合には風化残留鉱床、堆積物に集まったものは漂砂鉱床という。
  • 【こんな石!】
  • 空気や水の作用で分解してできる
  • 主に硫化物の金属鉱床の上部に見られる酸化帯でできる鉱物。
    酸化帯では、元の鉱物が水や空気と反応して別の鉱物に変わる。
  • 【こんな石!】
  • 地球外の物質中の鉱物
  • 隕石として地表にきた鉱物など。
  • 【こんな石!】

 

鉱物は「地質作用を受けてできた天然の個体」と定義され、美しい色や、魅力的な形で私たちの前に現れます。 🙄

IMG_3458IMG_3228
地中で、長い年月をかけて生成されるのです。

少々専門的な文章になってしまいましたが、
鉱物の魅力の根本はここにあるんだなーと感じます! 😳