ガーネット




英名/Carnet 和名/柘榴石
硬度/種類により異なります
産地/種類により異なります

 

珪酸塩鉱物の糖質同像のグループの名称で、鉱物学的には14種類の鉱物に分かれますが、ここでは6種を。
・グロッシュラーライト「灰ばん柘榴石」
・パイロープ「苦ばん柘榴石」
・アルマンディン「鉄ばん柘榴石」
・スペサルタイト「満ばん柘榴石」
・アンドラダイト「灰鉄柘榴石」
・ウバロバイト「灰格柘榴石」
等軸晶系の二十四面体や十二面体、その両方が合わさった三十六面体の結晶で発見され、「天然のカット宝石」と言っても過言ではありません。
古代エジプト、ギリシャ、ローマで宝飾品はもとより、寺院、教会の窓などにはめ込まれたりして使われ、ノアの方舟の伝説では、この石を明かり代わりに吊り下げたと言われています。

 

名称の由来/形が柘榴の果実の中の粒に似ているところからラテン語で種子の意味granatus
条痕/
明度/
光沢/
劈開/
断口/


古くはカルブルクルス「燃える石炭」と呼ばれ、身を守り、優れた治療薬として用いられた最も古い宝石だと言われています。
持つ人に変わらぬ愛情が保証され、忠実さや貞節を守る力があるとされえています。
血液の循環を良くして心臓病の治療に用いられ、また、体内の毒素を排除する力があると言われています。